学類・専門学群への移行について
総合学域群の学生は、1年間の学びの後、所属する学類・専門学群が決まります。これを「移行」と呼びます。どの学類・専門学群に「移行」するかは、本人の志望と、入学後の成績や適性に基づいて決定します。どの選抜区分(文系、理系Ⅰ、理系Ⅱ、理系Ⅲ)で入学しても、体育専門学群を除くどの学類・専門学群にも移行する道があります。
移行先を選ぶには
- Web・冊子等で提供される情報
- 『新入生のための知的好奇心マップ』
- 『履修・移行ガイドブック』(入学後に配付)
- 全学必修科目「学問への誘い」入学後すぐに履修するこの科目は、幅広い学問分野を俯瞰する助けとなります。
- 興味・関心に基づいて履修した科目の講義内容
- 各種ガイダンス
- アカデミックサポートセンターのスタッフなどとの相談
学類・専門学群の決定
1年次の3月に、2年次に移行する学類・専門学群が決まります。移行先は、学生の「志望順位」と学類・専門学群の「受入順位」の組み合わせによって決定されます。
模擬判定
夏季休業期間中、実施時点の成績情報を用いて「模擬判定」が行われます。模擬判定の結果は、履修する科目の選択および志望先の検討に活かすことができます。模擬判定の結果が実際の移行先決定に影響を与えることはありません。
2年次受入定員と優先受入人数
学類によっては特定の選抜区分で入学した学生を優先して受け入れる場合があります。
下の表を見てください。例えば人文学類は、総合選抜入学者から30名を受け入れます。そのうちの25名は、選抜区分「文系」で入学した学生を優先して受け入れ、残りの5名は選抜区分を問わず受け入れます。地球学類や数学類のように、複数の選抜区分に優先して受け入れる枠を設けている学類もあります。
一方で、国際総合学類のように、選抜区分による優先受入はせず、選抜区分を問わない学類・専門学群もあります。
下の表を参考にしながら、受験する選抜区分を考えてください。
○は受け入れがあることを、◎は優先する選抜区分と優先受入人数を示します。
選抜区分募集人員 | 文系126名 | 理系Ⅰ154名 | 理系Ⅱ41名 | 理系Ⅲ84名 | ||
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学群 | 学類 | 2年次受入定員※ | 2年次優先受入人数 | |||
人文・文化学群 | 人文学類 | 30名 | ◎(25名) | ○ | ○ | ○ |
比較文化学類 | 20名 | ◎(17名) | ○ | ○ | ○ | |
日本語・日本文化学類 | 20名 | ◎(18名) | ○ | ○ | ○ | |
社会・国際学群 | 社会学類 | 20名 | ◎(16名) | ○ | ○ | ○ |
国際総合学類 | 20名 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
人間学群 | 教育学類 | 3名 | ○ | ○ | ○ | ○ |
心理学類 | 5名 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
障害科学類 | 3名 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
生命環境学群 | 生物学類 | 20名 | ○ | ○ | ◎(15名) | ○ |
生物資源学類 | 20名 | ○ | ○ | ◎(5名) | ○ | |
地球学類 | 13名 | ○ | ◎(6名) | ◎(4名) | ○ | |
理工学群 | 数学類 | 10名 | ○ | ◎(8名) | ○ | ◎(1名) |
物理学類 | 15名 | ○ | ◎(10名) | ○ | ○ | |
化学類 | 13名 | ○ | ◎(10名) | ○ | ○ | |
応用理工学類 | 30名 | ○ | ◎(27名) | ○ | ○ | |
工学システム学類 | 33名 | ○ | ◎(30名) | ○ | ○ | |
社会工学類 | 30名 | ○ | ◎(15名) | ○ | ○ | |
情報学群 | 情報科学類 | 20名 | ○ | ○ | ○ | ◎(16名) |
情報メディア創成学類 | 15名 | ○ | ○ | ○ | ◎(12名) | |
知識情報・図書館学類 | 40名 | ◎(8名) | ○ | ○ | ◎(27名) | |
医学群 | 医学類 | 5名 | ○ | ○ | ○ | ○ |
看護学類 | 5名 | ◎(2名) | ○ | ○ | ○ | |
医療科学類 | 10名 | ○ | ○ | ◎(4名) | ○ | |
芸術専門学群 | 5名 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
体育専門学群 | 受け入れはありません。 | |||||
合計 | 405名 |
※2年次受入定員は募集人員をペースに示したものです。実際の受入人数は、入学者数などによって異なります。