令和6年度春季ガイダンスを実施しました!

ガイダンスで、学問分野の広がりを見渡す

4月10日(水)~4月12日(金)の期間に「春季ガイダンス」を実施しました。
春季ガイダンスは、筑波大学で行われている研究・学問分野の幅広さと“学問”の奥深さ・複雑性を感じることができる、総合学域群独自の企画となっています。
総合学域群から移行できるすべての学類・専門学群の先生方に登壇していただき、それぞれの教育内容と自身の研究分野について話題提供をしていただきました。
話題提供後は登壇者の先生方によるディスカッションの場を設け、先生同士あるいは学生から先生への質問を行いました。学生から積極的に質問が行われ、ガイダンス後個別に質問をする学生がいるほどでした。
総合学域群の学生となって初めて“学問”に触れる場であり、入学前に持っていたイメージや先入観、固定観念から脱却し、視野を広げる貴重な機会となっています。

今年度の春季ガイダンスの模様をまとめたダイジェスト動画はこちらから!

クラスの友人とガイダンスの振り返り

クラスごとに行われるファーストイヤーセミナーの授業で、春季ガイダンスを振り返るグループワークを行いました。
グループワークでは少人数でのグループとなり、自身が春季ガイダンスを通して持ったそれぞれの専門分野についてのイメージや新たに興味が芽生えたことについて説明し、それに対しての質疑応答を行いました。
自身への質疑応答やクラスメイトの説明を通して、新たな発見があったという声が上がりました。

学生の声を紹介!

グループワークのワークシートに書かれたことをいくつか紹介します!

・“この学類はこの分野”と決まっている訳ではなく、様々な学類が同一のテーマにアプローチをしているのが興味深かった。それぞれの視点から対象について調べているので、他の大学よりも深い思考が出来そうだと思った。

・特に理系の学類に関して、私たちの日常生活とは程遠い世界の話をしていると思っていたら、意外と身近な事象について研究していて驚いた。逆に、ド文系の学類だと思っていた社会学類の研究で数式が多く使われていたのにも驚いた。春季ガイダンスで全学類の話をきいてみると、それまで自分が抱いていたイメージが覆された学類が想像以上に多くあった。

・今まで各学類に対して抱いていた(もしくはよく知らなかった)イメージが覆されることも多く、自分の興味のあるテーマが色々な学類からアプローチできそうだと思った。

・学群・学類で分けられるほど区分けが明確ではなく、ディスカッションが盛んであったようにそれぞれの研究内容を統合することが大切だと感じた。

総合学域群の皆さんが1年を通して様々な学問領域に出会い、興味、適性、将来の夢の実現にふさわしい学類・専門学群を見つけることを応援しています!
また春季ガイダンスで実施した内容を通して、一人でも多くの方に総合学域群に興味を持っていただきたいと思います!