水海道第一高等学校の皆さんにお越しいただきました!

筑波大学では、キャンパス見学をツアー形式で実施しています。
今年度も昨年度に引き続き、ツアーコンテンツのひとつとして総合学域群のワークショップを開催しています。
今回は、茨城県立水海道第一高等学校の2年生にご参加いただきました。当日の様子をご紹介します。

総合学域群の特徴について紹介
まずは、総合学域群長特別補佐の野口惠美子先生より、総合学域群のしくみや特徴についてお話いただきました。

説明の中でも紹介がありましたが、総合学域群の大きな特徴は、
•大学で学びながら、自分の進む専門分野をじっくり検討できること
•進路選択に役立つ、総合学域群生向けのさまざまなイベントに参加できること

などが挙げられます。
「まだ学びたい分野を一つに決められない」「大学で幅広く学びながら自分の可能性を広げたい」という方にとって、総合学域群は魅力的な選択肢の一つです。

大学生と一緒に「興味・関心」を深掘り!
続いて、総合学域群出身の大学生がファシリテーターとなり、グループごとに興味・関心を深掘りするワークショップを行いました。
使用した知的好奇心マップはこちら!

最初に、ファシリテーターからワークの進め方について説明があり、見本として自身の発表を行いました。
「どのようなことに興味を持ってきたのか」「その興味がどのように変化してきたのか」「現在学んでいる分野や研究とのつながり」など、自身の経験を交えながら紹介しました。

その後は、高校生の皆さんによる個人ワークです。
カラーペンを手に、「知的好奇心マップ」に並ぶさまざまなキーワードの中から、興味を持ったものにどんどん丸を付けていきます。

丸を付けたキーワードをもとに、自分の興味を言葉にしていきます。興味を持ったきっかけや身近な出来事を書き込む生徒さんも多く見られました。
その後はグループ内で発表し合い、ファシリテーターを中心に「その興味は他の分野ともつながるかもしれない」という視点から対話を深めていきました。

新しい視点との出会い
会場では、このようなやり取りも聞こえてきました。

高校生「過去に病気をした経験から、医療に興味があります。」
ファシリテーター「医療は大切な分野だね!ほかには、工学の視点から『治療をもっと痛くないものにする』という研究もあるし、病院で使われる情報システムを開発することも医療への貢献になるね。」

高校生「神社や歴史に興味があります。」
ファシリテーター「文化的な視点だけではなく、その土地の地層や地図を調べて地理学・地誌学から考えることもできるし、その価値を未来へ伝える方法を教育学の視点で考えることもできるね。」

このように、一つの興味がさまざまな学問分野へ広がっていく様子が、あちらこちらで見られました。

高校生の皆さんの感想
参加後のアンケートでは、次のような感想をいただきました。

医療という観点から、色々なところにつなげることができると知って、さらに多くの選択肢が増えたので、ここに入学したい気持ちが大きくなりました。

文理は分かれるものではなく、つながりをもっていることに気付いた。

自分が興味なかった分野を調べてみようと思えた。

具体的な将来像が想像できなくて焦っていたが総合学域群の存在を知って、とても気持ちに余裕ができた。

将来の夢を絞ってしまったところでしたが、夢を複数持ったまま筑波大に入学してもいいということが分かり、とても嬉しいです。

自分の興味はとても偏っていたが、新たに数学分野もその興味があることに使えることを知った。文理関係なく今はたくさん調べてしっかり勉強したい。

また、「総合選抜」と「総合型選抜」を混同していたという感想もありました。
名称が似ているため混同されることがありますが、「総合選抜」は個別学力検査等(一般選抜・前期日程)として実施される入学試験であり、「総合型選抜(旧AO入試)」とは異なる入学者選抜ですので、受験を検討している方はご注意ください。

今回のワークショップでは、自分の興味を見つめ直すだけでなく、「一つの興味がさまざまな学問分野につながっている」ということを体感していただけたようでした。
総合学域群では、入学後もこのような対話や体験を通して、自分らしい学びや進路を考える機会を数多く用意しています。
今回のワークショップが、参加してくださった皆さんにとって、将来の進路や学びについて考えるきっかけとなっていれば幸いです。ご参加いただいた水海道第一高等学校の皆さん、ありがとうございました!