令和6年度 夏季ガイダンスを実施しました!

7月から9月にかけて、毎年恒例の「夏季ガイダンス」を実施しました。
夏季休業中は、総合学域群の皆さんが春学期の授業を踏まえて自身の志望先を改めて検討し、”迷いを楽しむ”期間であると総合学域群では位置づけています。様々な分野・教育組織について情報を集めつつ、自分でもまだ気付いていない興味関心にも出会う機会とできるよう、様々な企画を実施しました。

★オープニングセッション★
7月23日には夏季ガイダンスの先駆けイベント「オープニングセッション」を行いました。
これから始まる夏季ガイダンスのイベント内容や趣旨、スケジュールについて理解するイベントです。
また、移行生である先輩3名に来ていただき、昨年度どのようにこの機会を活かしていたのか、志望移行先の変化等をお話いただきました。総合学域群生からは「先輩たちの興味関心、志望先が1年かけてどんどん移り変わっていくのが印象的だった」「志望先について、迷っていいんだと分かった」「夏休みを利用して情報を集めてみようと思った」などの感想がありました。

★学類・専門学群大相談会★
9月10日には「学類・専門学群大相談会」を大学会館にて実施しました。
夏季ガイダンスのメインイベントであり、秋学期の履修を考えるうえで貴重な情報収集の機会です。
総合学域群の皆さんには、主に2つの企画に参加していただきました。

◎移行した先輩による座談会
総合学域群から学類・専門学群に移行した2年生と3年生合わせて6名に、移行してからの学修や学生生活について、また総合学域群ではどのように過ごしていたか、後輩へのアドバイスなどを紹介していただきました。
ご自身の興味が移り変わったきっかけや、情報を集めるためにした工夫や行動、また最終的にどのように志望先を決定したかなど、参考になる意見がたくさん出ました。

◎学類・専門学群ブース相談会
総合学域群から移行できるすべての学類・専門学群の教員や先輩学生に、学類・専門学群ごとのブースを開いていただきました!
総合学域群の学生が複数のブースを自由にまわり、各自が持っている疑問・質問を直接投げかけ、不安を解消する機会となりました。
志望する学類・専門学群の教員・先輩から直接お話を聞いたことによりモチベーションが高まったという学生もいれば、「ここは自分の興味と重なる分野ではないのかも?」ということに気付き、志望先を増やしたり、大きく秋学期の履修を変更した学生もいました。秋学期に入る前のこのタイミングだからこそ、変更できる余地も多くあります!

そしてこの2つの企画と同時に、日頃アカデミックサポートセンターにて受け付けている履修相談の窓口も出張開設しました。相談窓口には多くの学生が訪れ、興味関心の移り変わりによる履修計画の変更について、スタッフと教員が一緒に考えました。

★研究室訪問ツアー★
昨年度から始まりました、研究室訪問ツアー!
複数の学類の研究室等をツアー形式で巡る企画です。
今年度は9月11日、12日の2日間にわたり8つのコースに分かれて研究室を巡りました。
参加枠80に対し、70以上が予約で埋まり、お天気に恵まれたこともあり大盛況でした!
普段は入ることのできない研究施設へ入れていただいたり、先生が飼育しているモデル生物を見せていただいたりと、なかなか個人では体験できないことばかりでした。
複数の学類の研究室を組み合わせているツアーなので、あまり興味がない分野の研究室へ訪問する場合もあります。そのような場合でも、「実はこの分野とこのようにつながっているんだよ!」と教員から教わったことで、新たな進路の可能性が開かれた学生もいました。参加学生の皆さんのアンケートを拝見しても、とても満足度の高いイベントとなったようです。

★各学類・専門学群による自由企画★
今年も各学類・専門学群による様々な企画を開催しました。
学類等の説明会・相談会のほかに、研究室を紹介する企画やその学類の学生と交流できる企画などがありました。
今年度は、連続テレビ小説を題材に時代背景等を考察したり、2つの学類が合同で説明会を実施し、似た分野ではあるけれどどういった違いがあるのか?についてお話いただいたりと、面白い企画が多数ありました。
自由企画に参加したことで、移行したあとの生活や学修をイメージできるようになった学生もたくさんいた様子です。各学類の先生、先輩学生の皆さま、ご協力いただき本当にありがとうございました!

(化学類研究室訪問・教員との座談会)

いよいよ今週からは秋学期の授業が始まりました。
総合学域群生持ち前の行動力で、自分の進路をデザインしていってください。
困ったときは、いつでもアカデミックサポートセンターに来てくださいね。

(総合学域群アカデミックサポートセンター)