令和6年度総合学域群学際研究プロジェクトを実施しました!
総合学域群では、学生の短期間の自主研究プロジェクトである「学際研究プロジェクト」を実施しています。
本年度で3回目の実施になります。
本プロジェクトは、総合学域群が目指す「広い学問的な視野からの学際的研究を行う基礎力」を学生の皆さんが養う機会とした、自由な発案による自主研究のプロジェクトになります。
本プロジェクトでは、研究成果そのものよりも、自分の興味・関心を教員との対話を通じて具体化し説明できることを重視しています。
学生一人一人に対し、専門知識を有するアドバイザー教員を設け、個別指導・助言を受けることができます。
今年度は最終的に7名の学生が、プロジェクトを遂行しました。
理系の選抜区分で入学した学生が社会学系や人文学系のテーマを研究するなど、それぞれ興味関心の異なる多様な学生の参加となりました。
研究した成果は9月25日に実施した「最終報告会」の場で、プレゼンテーションの形で発表を行いました。
発表された内容は総合学域群で作成したルーブリックで評価され、1名の学生が学際研究プロジェクト大賞、2名の学生が総合学域群長賞、4名の学生が奨励賞を受賞しました。
令和6年度の採択テーマおよび最終報告会での審査結果を紹介します。
(◎…学際研究プロジェクト大賞、◯…総合学域群長賞、無印…奨励賞)
- 関節音で捉える整形外科疾患の未病発見 〇
- 公開鍵暗号による暗号化/復号及び素数生成プログラムの実装
- 9/11事件後のアフガニスタン支援における問題点とその考察
- SNS上のデジタルイラストレーションの『絵柄』における作者の出身地の影響の検討
- 英語原作ミュージカルの翻訳の特徴について 〇
- 楽典を数学的・視覚的に理解する方法の検討 ◎
- 吃音について
参加した学生からは
- 漠然と思い浮かべていたものを実際に研究発表として人に伝えるハウツーが分かった。
- その分野の専門の先生と、一年次から話したり質問したり教えてもらったりする機会を作れた。
- アドバイザー教員の先生と出会ったことで、先生の研究のお話を聞いたり、大学院などこれからの進路についてビジョンが明確化した。
といった声が挙がりました。
参加した学生の皆さん、お疲れさまでした!
密度の濃い数か月間を経て、これからの大学生活やその先に向けて、この経験を活かして進んでいってほしいと思います。
報告会の様子(ダイジェスト版)はこちら
(2024年9月25日に行われた報告会の様子)